み・らいずワークスでは、働く準備の一つとして、「人との距離感」についても学びます。
「人との距離が近いと言われた」
「人との距離ってなに?」
「異性と同性、家族と友達…人によって変えたほうがいいの?」
同じような経験、疑問がある方も少なくないのではないでしょうか?
「人との距離感」はとても抽象的でわかりにくいものです。
さらに、学校でも職場でも教えてくれない、「なんとなく」身につけていくしかないのが現状です。
しかし、人と関わりながら働いていく・生きていくためにはとても重要なこと。
み・らいずワークスでは、働く準備の一つとして、「距離感」についても学びます。
「人との距離感」とは
そもそも、「人との距離感」とは何でしょうか?なぜ大切なのでしょうか?
「人との距離感」とは簡単に言うと、人と話すときの心の距離や物理的な距離のことです。
「パーソナルスペース」という言葉をご存じでしょうか?
「パーソナルスペース」というのは心の縄張りのようなもの。
この自分の縄張りに他人が入ってくると不快な気持ちになったり、嫌悪感を抱いたりします。
例えば、初対面の人に会った時…
初めてなのに、身体が触れるくらいの距離で話されたり、連絡先や住んでいるところなどを聞かれると不快な気持ちがしますね。
仲の良い友人でも…
自分が話したくないことをどんどん聞かれたり、一人でゆっくりしたいときにたくさん話しかけられると嫌だなと思う人もいるでしょう。
逆に、自分が同じことをしてしまうと、相手は嫌な気持ちを感じます。
このように、「距離感」によって、相手も自分も、不快に感じたり心地よく過ごせたり…大きく変わってきます。
パーソナルスペースシート
「距離感」の大切さがわかったら、自分自身はどうか?他の人はどうか?について考えます。
「パーソナルスペースシート」を活用し、自分と周りの人(家族、友達、基礎クラスの仲間、初めての人、スタッフ)の距離感を図に表してみます。

さらに、それぞれの「周りの人」に対して…
・自分の持ち物触られたら、どう感じるか
・自分の肩を触られたら、どう感じるか
・プライベートな家族の話をするときにどう感じるか
・プライベートな自分の話をするときにどう感じるか
・プライベートなパートナーの話をするときにどう感じるか
について考えてみます。
その後、生徒同士で、お互いのパーソナルシートや考えを共有します。
すると…「自分はOKでもAさんは嫌だと感じるんだ」「物を勝手に触られるのは嫌な人が多いんだな」などの気づきが出てきます。
そして、「自分が嫌な時は嫌と言っていいんだ」ということにも気づくことができます。
一回のプログラムで全員が理解し、適切に人との距離感をとることができるようになるのは難しいかと思います。
まずは、こういったプログラムから気づきが持てるような機会が必要です。
その時には、「スタッフに言われたから」ではなく、生徒同士で話し合う中で/自分で考えての気づけることが大切。
また、1回きりでなく続けることも重要です。
み・らいずワークスでは、「できて当たり前」ではなく、働く準備として一つ一つ丁寧に、生徒と一緒に学べるように日々工夫しています。

