人が「デジタル」にハマってしまう理由とその影響について…
こんにちは。み・らいずワークスです。
新型コロナウイルス感染症の第6波、オミクロン株が拡大しています。
ご不安な思いを抱えてらっしゃる方も多いかと思います。
まん延防止等重点措置が取られる自治体も増える中、飲食店の時短営業要請、イベントや商業施設での人数制限、移動自粛要請など、再び私たちの暮らしにも制限がかかりつつあります。
ストレス解消の拠り所を、スマホやyoutubeといった「デジタル」に求め、ついついインターネット(以下、ネット)漬けになってしまっている方もいるのではないでしょうか。
スマホの使用時間が長いと…
実は、スマホの使用時間が長いほど社会不安のレベルが高いというデータや、自宅でスマホを使い続ける人は、仕事のストレスが回復しないといった報告があります。
ハーバード大学の調査によれば、ネットユーザーのうち、5〜10%は依存傾向にあり、ネット回線に繋がらない状況では、ギャンブル中毒にも似た禁断症状を示すそうです。
動物行動学の父であるコンラート・ローレンツ氏は、「自然界には存在しないもの(今回で言えば「デジタル」)に対して、本能が反射的に作動してしまう状態」を「超正常刺激」と名付けています。
つまり、人が「デジタル」にハマってしまう理由は、個々人の意識の問題ではなく、「超正常刺激」が引き起こされているということになります。
この「超正常刺激」が続くと、脳は単純な刺激に満足できなくなり、さらなる興奮を求めて、行動を深めてしまいます。
依存症などの精神障害に陥るメカニズムです。
では、どのように私たちは、「デジタル」と付き合えば良いのでしょうか。
「デジタル断食」とは
幸いにも、精神科医のノーマン・ドアッジによる研究により、この「超正常刺激」を絶つ期間をつくれば、脳は完全に復旧することがわかっています。
すなわち、「デジタル断食」を行う期間を、つくれば良いのです。
「デジタル断食」とは、スマホやパソコンなどのデジタルデバイスに、一定期間、触れない日や時間を作ることを指します。
とはいえ、完全に絶つことは現実的には難しいですし、かえってストレスを溜め込んでしまうことになりかねません。
そこで、オススメしたいのが、プチ「デジタル断食」です。
例えば「就寝する1時間前からはパソコンやスマホを触らない」だったり、「通勤電車ではSNSやyoutubeをチェックしない」だったり、ちょっと頑張れば出来そうな範囲で、断食を始めてみるのです。
ブリティッシュコロンビア大学の実験によると、スマホの通知を切って、携帯をチェックする回数を1日に3回まで減らした被験者は、仕事中の緊張やストレスが和らいだそうです。
まずはできる範囲で、プチ「デジタル断食」を始めてみるのはどうでしょうか?
「100の科学的メソッドと40の体験的スキルから編み出した最高の体調」鈴木祐(2018)
Becker MW et al. (2013)Media multitasking is associated with symptoms of depression and social anxiety.
Norman Doidge (2007)The Brain That Changes Itself: Stories of Personal Triumph from the Frontiers of Brain Science
KostadinKushlev et al. (2015)Checking email less frequently reduces stress
※就職予備校み・らいずワークスは、就職を目指す障害者や働くことに悩んでいる人のための就労支援・雇用支援を行う就労移行支援事業所です。大阪市内2か所で(うめだ校/なんば校)発達障がい・知的障がいのある方に特化したサポートプログラムを提供しています

