「傷つき体験」を克服するためには?
こんにちは。み・らいずワークスです。
み・らいずワークスは、働くことに悩んでいる方のための「就職予備校」です。通っている生徒の中には知的障がいがある方もいます。
特別支援学校に通っていた生徒もいれば、普通高校に通っていた生徒もいます。経験は一人ひとり違いますが、知的障がいのある方々は、対人関係での「傷つき体験」をされていることが少なくありません。相手の悪気がない言葉にショックを受けたり、怒られる経験が多く劣等感を抱いていたり…それはご自身の自尊感情を下げる経験となり、新たなことにチャレンジするエネルギーを奪っていってしまいます。
ある特別支援学校の高等部では「セルフデザイン」という、他者との関わり合いを通して自分自身について学ぶことを重視した授業が展開され、知的障がいのある生徒自身の主体性の向上や本人による困り感の言語化、他者との関係性を深めることに一定の成果があったとされています(北岡・武田 2020)。また、ある特別支援学校卒業生を対象としたインタビューからは、気心が知れた水平な関係の人に話をただ聞いて欲しいというねがいや、障がいの有無に関係なく交流できるような場所を求めていることも示されています(野波・三木 2020)。
つまり、信頼できる人との出会いが、傷つき体験を克服していくものになるのです。
「働く」にチャレンジするのも、エネルギーが必要です。み・らいずワークスのスタッフも、お一人おひとりに丁寧に寄り添い、お話を聞くことからスタートします。安心・信頼できる場所となり、その人らしく働いていけるよう、サポートをしています。
【参考文献】
北岡大輔・武田鉄郎「二次障害を呈する生徒に対応した授業プログラムの構築―関係性を生かした深い学びと自尊感情を高める試み―」2020『和歌山大学教職大学院紀要 : 学校教育実践研究』4 43-50
野波雄一・三木裕和「軽度知的障害者の卒業後の実態と求められる社会的支援 : 当事者へのインタビュー調査を通して」2020『地域学論集 : 鳥取大学地域学部紀要』16 3 19-41

