進学や就職など環境の変化をきっかけに、友人や家族が『5月病』になったら…?
こんにちは。み・らいずワークスです。
以前、「学生・新社会人が陥りやすい『5月病』〜相談機関編〜」と題して、心身の調子が崩れた際に相談できる支援機関を、ご紹介しました。
今回は、皆さんの周りに『5月病』と思われる方がいたときに、どんな対応ができるのかについて、一緒に考えていきたいと思います。
厚生労働省「こころもメンテしよう〜若者を支えるメンタルヘルスサイト〜」では、
以下のような声の掛け方が、紹介されています。
・「調子はどう?」と気軽に聞いてみる
・相手が話したくないようなら、近くで寄り添って見守る
・緑が多い公園や映画、ライブなどに誘ってみる
・外を嫌がるなら、一緒に家で音楽を聞いたりゲームをしたりする
・友達が話し始めたら、真剣に向き合って聞く
・自分を信頼して話してくれたことに対する感謝の言葉を伝える
・「あなたのことを心配している」という気持ちを伝える
・落ち込みがひどかったり、自傷行為がわかったりしたときは、周囲を頼る
ここで紹介したいのが、アメリカの心理学者であるS.コーエンとT.A.ウィルズが提唱している「ソーシャル・サポート」という概念です。
「ソーシャル・サポート」とは社会的関係の中でやりとりされる支援のことを指します。
すなわち、いわゆる援助技法(カウンセリングなど)や治療的行為ではなく、日常的な関係(友人同士、先輩後輩、同僚同士など)でのやりとり自体が、ケアの働きをもつ場合があるということです。
先ほどの例にある「音楽を一緒に聞く」「ゲームを一緒にする」といった行為は、まさにこのようなやりとりに該当すると思います。
もしかしたら、そういった行為の延長に「実は…」と、職場や人間関係で困っていること、疲れていることを打ち明けてくれるかもしれません。
大切なことは「本音を打ち明けるのは勇気がいること」と理解することです。
(精神障害などの傾向がある方の中には、本音を打ち明けられずに、苦しんだ経験がある方もいらっしゃるかもしれませんね)
とはいえ、実際に同様の場面に直面したら、「どうサポートしたらいいんだろう…」と悩まれる方も、いらっしゃると思います。
そんなときには、以前のコラムで紹介した機関にも一度お問い合わせいただき、ご本人の状況を相談してみると良いかもしれません。
もちろん、私たちみ・らいずワークスでも随時、ご相談を受け付けております。
厚生労働省「こころもメンテしよう〜若者を支えるメンタルヘルスサイト〜」https://www.mhlw.go.jp/kokoro/youth/friend/help/help_01.html
Lambert Maguire「対人援助のためのソーシャルサポートシステム」
※就職予備校み・らいずワークスは、就職を目指す障害者や働くことに悩んでいる人のための就労支援・雇用支援を行う就労移行支援事業所です。大阪市内2か所で(うめだ校/なんば校)発達障がい・知的障がいのある方に特化したサポートプログラムを提供しています。

