「勤労観」と「職業観」について解説します。
こんにちは、み・らいずワークスです。
今回は、「働く」を考えるうえでヒントになる、「勤労観」と「職業観」の2つの視点についてお伝えします。
勤労観・職業観とは?
文部科学省によると、昨今注目されている「キャリア教育」の考え方の基礎には、この2つの視点があるとのこと。
■勤労観
自分が「どんな働き方をしたいのか?」や、「働くことを通じて、どんな暮らしをしたいのか?」など、「働く」こと自体への価値観のこと。
■職業観
例えば「介護士はどんな仕事か?」や「事務職はどんな業務をするか?」など、個々の職業や業務への理解や価値観のこと。
勤労観は、「人と関わりながら仕事をしたい、土日は休んで趣味の時間が欲しい」といった、「何を大切に、どのように働くのか」という暮らし方や働き方を指しています。
また、職業観が「何を仕事にするのか」という具体的な職種や業務を指していると整理すると、少し分かりやすいでしょうか。
早稲田大学教育・総合科学学術院の三村隆男教授によれば、「勤労観の土台があり、その上に職業観が乗るとイメージすると捉えやすい」とのこと。
就職活動をする際、「どんな仕事をしたいか?」や「どんな職種が向いているか?」といった、職業観の視点で考えることが多いかもしれません。
しかし、「働くこと」だけでなく、その先の「暮らし」を考えると、勤労観の視点で考えることは、とても大切なことです。
勤労観を深めるために
み・らいずワークスでは「M’s FACTORY(エムズファクトリー)」でのチョコレート製造や「久遠チョコレート北新地店」での販売実習等、実際に商品を扱う店舗での実習をすることができます。
しかし、チョコレートのショコラティエになったり、飲食や小売業に就職することを目的にしているわけではありません。
この実習を通じて、こういった仕事への理解は深まる(職業観)かもしれませんが、それ以上に大切にしていることは、「働くこと」自体や自己への理解(勤労観)です。
・上司や同僚に報告・相談・連絡すること
・仲間と役割を分担し、チームで業務を行うこと
・働きやすい職場にするため掃除や片付けをすること
・助言や指導も受けながら、改善すること
などなど、ほんの少しを例に取りましたが、チョコレート製造・販売に限らず、どの仕事でも共通する大切なことが、実習には詰まっています。
実習を通じて「自分はこれが苦手だなぁ…」や、「この働き方は、ストレスがないかも」といった自己理解を深め、「どんな働き方をしたいか」を考えることが、大切だと考えています。
み・らいずワークスの実習は、働く土台としての「勤労観」を、経験を通して深めていくプログラムといえます。
最後に
「働く」を考える2つの視点、いかがでしたか?
実際には、これらの視点を理解していたとしても、1人で考えると煮詰まってしまうこともあるかもしれません。
そんなときはぜひ、み・らいずワークスにご相談いただき、みなさんが「自分らしく、働くを通じて、暮らしていく」ための、サポートさせていただければ幸いです。
また、「勤労観」の基礎となる、自己理解を深めるためには、就職活動のときだけでなく、幼少期からの積み重ねが重要です。
運営法人では、「み・らいずスクール(児童発達支援・放課後等デイサービス)」や「ラーンメイト(学習障害など発達に特徴のあるお子さま向けの学習支援)」も開設しています。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
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「キャリア教育入門ーその理論と実践のために」三村隆男(2004)
「キャリア教育の推進に関する総合的調査研究協力者会議報告書」国立教育政策研究所生徒指導研究センター
※就職予備校み・らいずワークスは、就職を目指す障害者や働くことに悩んでいる人のための就労支援・雇用支援を行う就労移行支援事業所です。大阪市内2か所で(うめだ校/なんば校)発達障がい・知的障がいのある方に特化したサポートプログラムを提供しています。

