大事なことは「失敗しても大丈夫」の経験?
こんにちは。み・らいずワークスの山村です。
突然ですが…
以前、飲食店で昼食をとった際、定食についていた豆腐にウスターソースをかけてしまいました。
しかも気づいたのが食べ終わった後で、ソースをかけてしまったことよりも、食べても気づかなかったことに少し落ち込みました。(泣)
みなさんは失敗したとき、どんな気持ちになりますか?
そしてどのように対処されていますか?
『こんなときどうする?~失敗したとき~』の講座より
先日、ベーシックコース※では、『こんなときどうする?~失敗したとき~』という講座を行いました。
ベーシックコースとは…
高校、短大、大学、専門学校、特別支援学校などの新規卒業者向けのコースです。
18~20歳の同年齢の仲間と一緒に働く準備をします。生徒によって、精神障がいや知的障がい、発達障がいなど様々です。
詳細はコチラ▶https://w.me-rise.com/course.html
“失敗したときにどのような気持ちになるか”
例)ショック、悲しい、悔しい、恥ずかしい、落ち込む、イライラ…
“仕事場面では、失敗したときにどうしたらよいか”
例)まず謝る、上司に報告する…
具体的な事例をあげながら、自分の気持ちと向き合いつつ、
「どのように対処するか」を生徒自身で考えてもらいました。
そして、失敗した時のことだけでなく、”そのあと”のことも学びます。
失敗した時に…
「ショックで明日仕事に行きたくない」
「イライラした気持ちが収まらないから物にあたってしまう」
「恥ずかしい、失敗したことを何度も思い出してしまう」
そう考えてしまう人も少なくありません。
“失敗したときの嫌な気持ちをどう小さくするのか”
についてもそれぞれ意見を出し合いました。
一人で買い物、好きな音楽を聴く、誰かに話を聞いてしまう、早く寝る…
他の生徒の意見を聞きながら、「そんな方法もあるのか」と気づくこともあります。
発達障がいと『白黒思考』
しかし…
講座で学んで、頭ではわかっていても、失敗したときには「もうやりたくない」「自分はだめだ」という気持ちが大きくなることも。
さらに、発達障がいのある方は失敗を強く恐れる傾向があると言われています。
それは特性の1つ、『白黒思考』が関係していることが多いようです。
「完璧にやらなければならない」
「自分の仕事は全部自分でやらなければならない」
「一度失敗したらもうやりたくない」
など…
決して、これらはご本人の「努力不足」や「わがまま」ではありません。
物事に対するこだわりや経験の少なさ、想像することの苦手さ等が原因です。
大事なことは『失敗しても大丈夫』の経験
今までお会いした生徒にも失敗を強く恐れる人はたくさんいました。
例えば…
ミスを隠してしまったり、報告しても言い訳のように聞こえる発言をしてしまうAさん。
Aさんの場合、失敗したときにその都度どうしたらよいのか、スタッフと丁寧に振り返りました。
それを繰り返していく中で、少しずつそういった行動は減っていきました。
何でも「”○(マル)”でないといけない」と思っており、難しいと思った時にも「大丈夫です。」と言っていたBさん。
Bさんの場合、「難しい」と言っても良いこと、スタッフ自身も難しいことがあるのだと話していくと、「難しいです」という発信ができるようになりました。
誰でも失敗はしたくないものです。
Aさん、Bさんもまだまだ失敗は苦手だと思います。
しかし、対処方法を知り、苦手なことや難しいこともあっても良いのだと気づくことで、失敗を受け止めたり次の一歩に進んだりすることができるのです。
生徒のみなさんには、み・らいずワークスに通う中で『失敗しても大丈夫』ということを、たくさんの経験を通して知ってもらいたいなと思います。
※就職予備校み・らいずワークスは、就職を目指す障害者や働くことに悩んでいる人のための就労支援・雇用支援を行う就労移行支援事業所です。大阪市内2か所で(うめだ校/なんば校)発達障がい・知的障がいのある方に特化したサポートプログラムを提供しています。

