8月10日、17日のブログの続きです!
こんにちは、み・らいずワークスです。
発達障がいや知的障がい等ご本人の特性だったり、また不登校で人とのやりとりの経験が少なかったり…
自分の気持ちを表現したり、相手の気持ちを読み取ったりすることが苦手…という方は少なくありません。
8月10日、17日のブログにて、「自分の気持ちを知ろう」のプログラムについて紹介させていただきました。
▶https://w.me-rise.com/blog/2021-08-10.html
▶https://w.me-rise.com/blog/2021-08-17.html
前回までにお伝えしたポイントは4つ。
1.たくさんの気持ちを表す言葉を知る
2.気持ちには大きさがあることを知る
3.同じ表情でも人によって気持ちは異なることを知る
4.状況から人の気持ちを理解する
今回は、「3.同じ表情でも人によって気持ちは異なることを知る」「4.状況から人の気持ちを理解する」についてです。
「自分の気持ちを知る」から、「相手の気持ちを考える」ということにステップアップします。
「笑っていたらうれしい」「泣いていたらかなしい」…
同じ表情なら相手も同じ気持ちじゃないの?と思うかもしれません。
同じ表情でも人によって気持ちは異なることを知る
ここではまず、円を顔と見立てて、「表情」の絵を描きこんでいきます。
・かなしい顔
・うれしい顔
・おこった顔
・こわがっている顔
・わくわくしている顔
・こまった顔
生徒同士で見比べると、少しずつ表情が違うことがわかります。
「かなしい」顔でも涙を流していたり、眉毛が下がっていたり上がっていたり…
特に正解はありません。
「人によっていろんな考えがあるのだ」と気づくことも、プログラムに取り組む上で大切なポイントです。
さらにこの「表情」の絵を見ながら、
・うれしくても泣くことがある
・いやな気持ちでも我慢して笑うことがある
などなど…
「プラスな感情=笑う」「マイナスな感情=泣く、怒る」とは言えないことを学びます。
状況から人の気持ちを理解する
そしてこのプログラム最後のポイントです。
「状況から人の気持ちを理解する」…実は簡単なことではありません。
・相手の状況を想像する
・相手の表情を見る、読み取る
・相手の気持ちを考える、理解する
という非常に抽象的な理解が必要になってくるのです。
実際の講座では、「こんな場面の時…」と事例をあげます。
その時、相手がどんな気持ちだったのか、あてはまるものを考えます。
「かなしい」「ふあん」「がっかり」「はずかしい」「おちこみ」等…
イチから考えるのではなく選択式で、生徒が考えやすいようになっています。
また、最初に学んだ「1.たくさんの気持ちを表す言葉を知る」というポイントの復習にもなります。
そして、そう考えた理由を出し合います。
気持ちを表す言葉や気持ちの大きさ、表情から読み取る気持ち…について学んできたからこそ、生徒なりの「理由」を出すことができます。
もし、「自分の気持ちを表現してください」「相手の気持ちを考えてください」からプログラムがスタートしていたら、このような気づきや学びはありません。
「障がいだからできない」「不登校だったから苦手」と思われる方は多いかもしれませんが、必要な知識を適切に学び、経験を重ねることでできることは多くあります。
プログラムは、そのための一つのきっかけづくりです。
み・らいずワークスには、働くために必要な知識やマナーを学ぶプログラムが他にもいろいろ。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください◎
▶https://w.me-rise.com/contact.html
大阪府立子どもライフサポートセンター 服部隆志・大対香奈子 「このまま使える! 子どもの対人関係を育てるSSTマニュアル 不登校・ひきこもりへの実践にもとづくトレーニング」(2014)
※就職予備校み・らいずワークスは、就職を目指す障害者や働くことに悩んでいる人のための就労支援・雇用支援を行う就労移行支援事業所です。大阪市内2か所で(うめだ校/なんば校)発達障がい・知的障がいのある方に特化したサポートプログラムを提供しています。

