ニューロダイバーシティとは、脳機能の多様性を「個性」として尊重していこうという概念です。
こんにちは。み・らいずワークスです。
み・らいずワークスは、働くことに悩んでいる人のための就職予備校です。発達障害の診断を受けた方も通われている、就職に向けての準備を進める場所です。
発達障害という言葉は、メディアや書籍などで取り扱われ、「どのような障害なのか」ということが少しずつ医療や福祉の専門家だけではなく、一般的にも理解されつつあるように思います。
発達障害は、脳機能の障害であるとされていますが、ASD(自閉症スペクトラム)やADHD(注意欠陥多動性障害)、LD(学習障害)等それぞれのお困りごとは様々です。
この脳機能の多様性を「病気」としてではなく、人間の生物的な個性として尊重していこうという概念が「ニューロダイバーシティ」というものです。
(アクサ生命、「ニューロダイバーシティ」の概念を社内外に啓発する活動を開始)
ニューロダイバーシティは、1990年代に自閉症の当事者から生まれてきたと言われています。個人の欠点を治すということではなく、個人の長所を活かしていくということがこの概念の背景には含まれています。
み・らいずワークスでは、通われている生徒一人ひとりと丁寧に話をしています。どのような暮らしをしたいのか、どのような仕事に就くのか、そのためにはどのような準備が必要で、職場にはどのような配慮をお願いすればいいのか、ということを一緒に考えています。
「できないことをできるようにする」ということだけに終始するのではなく、「できることを最大限活かすためにはどうすればよいか」「できないことをどのように伝えるか、どのようにフォローしてもらうのか」ということを考える…これは働いていく、また生活をしていく上で大切な視点であると考えています。
【参考文献】
山下京子「ニューロダイバーシティの観点から見た発達障害学生の就労支援」2020『広島女学院大学人間生活学部紀要』7 7-15

