「気持ちの大きさ」を知ることで…
こんにちは、み・らいずワークスです。
発達障がいや知的障がい等ご本人の特性だったり、また不登校で人とのやりとりの経験が少なかったり…
自分の気持ちを表現したり、相手の気持ちを読み取ったりすることが苦手…という方は少なくありません。
8月10日のブログにて、「自分の気持ちを知ろう」のプログラムについて紹介させていただきました。
▶https://w.me-rise.com/blog/2021-08-10.html
前回お伝えしたポイントは4つ。
1.たくさんの気持ちを表す言葉を知る
2.気持ちには大きさがあることを知る
3.同じ表情でも人によって気持ちは異なることを知る
4.状況から人の気持ちを理解する
このうち、「1.たくさんの気持ちを表す言葉を知る」について、お伝えしました。
今回は、「2.気持ちには大きさがあることを知る」についてです。
「気持ちに大きさがあるの?どういうこと?」と思われる方もいるかもしれません。
「気持ちの大きさ」は変化する
例えば、人前で話すのが苦手なAさん。
A)講座で発表することがわかると「どうしよう…」と不安になりました。
B)順番が近づいてくるとさらに不安な気持ちは大きくなります。
C)そして発表。なんとかやりとげ、スタッフにも「発表ができてよかった」と話してくれました。
D)気付くと不安な気持ちはなくなり、ほっとすることができていました。
さて、Aさんの「不安な気持ち」の大きさには、変化がありそうです。
あくまでも例ですが、わかりやすいように「不安な気持ち」の大きさを0~100%で表してみましょう。
A)70%
B)100%
C)50%
D)10%
あくまで一例ですが、このように「気持ち」は大きくなったり小さくなったりすることがあるのです。
実際のプログラムでも、このように事例をあげて、「気持ちの大きさ」変化について考えていきます。
「気持ちの大きさ」を学ぶことで…
では、「気持ちの大きさ」について学ぶことは、働く上でどうつながっていくのでしょうか?
例えば、事例のAさんに戻ると、「気持ちの大きさ」を知ることで、
・不安が大きくなる理由
・不安が小さくなる理由
が見えてきます。
場面、環境、人間関係など…いろいろな理由があると思います。
今回であれば…
・不安が大きくなる理由
人に見られるのがいや、どう思われるか怖い、うまくできるか心配、何人の前で発表するかわからない等
・不安が小さくなる理由
やり切ったという安心感、スタッフに気持ちを伝えた、できたことをほめられた等
人によって理由は様々です。
これらの理由に合わせて必要な経験を重ねていくことで、自分の気持ちと向き合いながら、うまく気持ちを「コントロール」することができるようになるのです。
イライラする気持ちを落ち着かせたり、落ち込んだ時に気持ちを切り替えたり…
これは働く上でとても大切なことです。
来週のブログでは、
3.同じ表情でも人によって気持ちは異なることを知る
4.状況から人の気持ちを理解する
についてご紹介いたします!
大阪府立子どもライフサポートセンター 服部隆志・大対香奈子 「このまま使える! 子どもの対人関係を育てるSSTマニュアル 不登校・ひきこもりへの実践にもとづくトレーニング」(2014)
※就職予備校み・らいずワークスは、就職を目指す障害者や働くことに悩んでいる人のための就労支援・雇用支援を行う就労移行支援事業所です。大阪市内2か所で(うめだ校/なんば校)発達障がい・知的障がいのある方に特化したサポートプログラムを提供しています。

