自分に必要なのは「就労移行支援」?「自立訓練(生活訓練)」?
み・らいずワークスでは、2022年4月より、高等学校・支援学校の新卒向けコースを3年制として、新たなスタートを切りました。
1年目を基礎クラス、2年目を実践クラス、3年目を就活クラスとし、働く上で必要な土台から積み上げていくことを目指しています。
「障害福祉サービス」としては、基礎クラスは「自立訓練(生活訓練)」、実践・就活クラスは「就労移行支援」を活用しています。
この2つ、制度上ではどのように違うのでしょうか?
◆ 「自立訓練(生活訓練)」とは?
厚生労働省によると、「自立した日常生活又は社会生活ができるよう、一定期間、生活能力の維持、向上のために必要な支援、訓練を行う」とされています。
例えば、
・毎日遅刻せずに通学できる
・早寝早起き、生活のリズムが整っている
・感情のコントロールができる
・自分で選び、決めることができる
といったことは、日常生活をおくる上で大切なことです。
そして、「就労」という視点でみれば、働くための力の前提となる「土台」です。
「自立訓練(生活訓練)」は、この「土台」をしっかりと固めるイメージをもっていただくとわかりやすいかもしれません。
◆ 「就労移行支援」とは?
厚生労働省によると「一般企業等への就労を希望する人に、一定期間、就労に必要な知識及び能力の向上のために必要な訓練を行う」とされています。
例えば、
・人との距離感やビジネスマナー等のコミュニケーション
・就職活動に関わることや就職後のために知っておくべき事柄
・実務を行うにあたっての心構え、備品の取り扱い方など
といったことは、就労する上で、大切なことです。
「就労移行支援」は、「土台」の上に、必要な知識や能力を身につけていくイメージをもっていただくとわかりやすいかもしれません。
いかがでしょうか。
どちらが良い/悪いということではなく、ご自身の状況やご希望に合わせて、最適な支援を選択するということが大切かと思います。
たとえば、うつ病で心身の回復を優先し、人との関わりを制限して暮らしてきた中…
いきなり「就労移行支援」を利用しても、ストレス負荷が大きく、続かないかもしれません。
2つの事業の違いを知ることで、「自分にとって必要な支援は何か?」…
改めて考える機会になれば、幸いです。
厚生労働省「障害福祉サービスについて」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/service/naiyou.html
※就職予備校み・らいずワークスは、就職を目指す障害者や働くことに悩んでいる人のための就労支援・雇用支援を行う就労移行支援事業所です。大阪市内2か所で(うめだ校/なんば校)発達障がい・知的障がいのある方に特化したサポートプログラムを提供しています。

