自分自身の「キャリア」を考えるときに、大切なヒントについて…
こんにちは。み・らいずワークスです。
突然ですが、みなさんは「山派」ですか?それとも、「川派」ですか?
(こういうとき、普通は「「山」か「海」ですよね。笑)
コロナ禍でもあるので、山登りや川下りといったアウトドアに行かれた方も多いかもしれません。
実はこの2つ、キャリアを考える大切なヒントになるんです。
山登り型キャリア
筆者は、去年登山をしたのですが…
・頂上に辿り着くためのルートを考える
・ルートにかかる時間を考える
・頂上までに必要な物を考える
といったことをして、ようやく標高300mほどの小さな山に登ることができました。
この登山のように、ゴールを決めて、逆算的にキャリアを考えていく考え方を、「山登り型キャリア」と呼びます。
例えば、Aさんは3年後にカフェで働きたいという目標(=ゴール)を立てました。
カフェで働くためには、接客ができたり、調理ができたり、会計ができたり、といった経験やスキルが必要だということが、わかりました。
そこで「1年目は簿記の勉強をして、会計の知識を得る」「2〜3年目は飲食店でバイトをし、調理や積極の経験を積む」といった計画(=ルート)を考え、勉強を開始しました。
このように、未来の目標を設定し、逆算して計画を立て、キャリアを形成していくのが、「山登り型キャリア」の考え方です。
川下り型キャリア
では、「川下り」はどうでしょうか?
・流れに身を任せる
・局面で「右」「左」を咄嗟に判断する
…といったことをして、大きな岩や、流木を避けながら、川を下っていくと思います。
この川下りにように、明確なゴールを決めずに、その時々で必要な判断や経験をしながら、キャリアをつくる考え方を、「川下り型キャリア」と呼ぶそうです。
例えば、Bさんはたまたま求人をみて、カフェでアルバイトを始めました。
カフェでのアルバイトに必死に取り組むと、自分の得意なことや苦手なことが見えてきました。
「やっぱり自分は、不特定多数の人と関わるのは苦手だから接客は難しいかな。」
「調理は、決められた工程を黙々と繰り返せば良いから、意外と向いているかも。」
そこで、次は飲食店でのキッチン部門のアルバイトに応募し、働いてみることにしました。
このように、目の前のことに必死取り組み、そこで得た「自己理解」を、次の選択に生かすしながら、キャリアを形成していくのが、「川下り型キャリア」の考え方です。
「働く」に向けて大切なこと
キャリアで考えると、「山登り型」が綿密で、「川下り型」が場当たり的で、前者の方が好ましいと考えがちかもしれません。
しかし、「山登り」と「川下り」で、人それぞれ好みがあるように、どちらもキャリアの作り方も、個々人によって、正解にも、不正解にもなりえます。
例えば、「山登り型」は、ゴール到達のために、最適かつ効率的なルートを選べる反面、ゴールが定まらないと身動きが取りづらいという側面があります。
一方、「川下り型」は、ゴールが定まらなくとも動き出せますが、流れに身を任せすぎると、自分の望まないゴールに辿り着く可能性があります。
大切なことは、この組み合わせを、いまの自分の状況に合わせて使い分けることです。
「どんな仕事に就きたいか」が見えず、足踏みが続いていると思うなら、目の前の機会にひとまず飛び乗り、流れに身を任せながら、「自己理解」を深めていくのも良いかもしれません。
流れに身を任せた結果、「やっぱり違う。私はこれがしたい」が見えてきたなら、ゴールを定めて、逆算的にキャリアを積み上げるのも良いかもしれません。
ゴールが定まること、定まらないこと、流れに身を任せること、任せないこと、どれが正解かということはありません。
「これが正解なのに、自分は出来てない・・」と思うと苦しくなり、うつ病など精神障害等の症状につながる可能性もあります。
「自分らしく働く」ことを通じて、幸せに暮らしていくために、み・らいずワークスでは、必要なキャリアの作り方も一緒に考えます。
「日本型キャリアデザインの方法『筏下り』を経て『山登り』に至る14章」大久保幸夫(2012)
※就職予備校み・らいずワークスは、就職を目指す障害者や働くことに悩んでいる人のための就労支援・雇用支援を行う就労移行支援事業所です。大阪市内2か所で(うめだ校/なんば校)発達障がい・知的障がいのある方に特化したサポートプログラムを提供しています。

